注文してた株が一部約定する理由とその時の手数料の計算方法

ichibuyakujonoriyu

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売り注文を出していた株の

約定通知が来てると

ログインして確認してみると

 

 

持っていた2,000株

全部の売り注文を出していたけど

半分の1,000株だけ一部約定していた

という経験はありませんか?

 

 

あれ?なんで半分残ったんだろう?

残った1,000株を別で売ったら手数料は?

 

 

と疑問に感じた方は読んでみてください。

 

 

 

株が一部約定する理由と

その時の手数料がどうなるのか

計算方法をご紹介していきます。

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株が一部約定する理由

株式の注文には

時間優先の原則」と「価格優先の原則」で

注文に対して優先順位が付けられていて

約定する順番が決定します。

 

 

時間優先の原則とは

指値注文に対して適用され

先に注文をしたものから約定しますよ”と

列の順番待ちをするのと一緒ですね。

 

 

これは

一般の投資家からであっても

証券会社からであっても

注文の順番は先着順で平等に適用されます。

 

 

一方

価格優先の原則

成行注文に対して適用されるもので

 

自分が思っていた価格より

不利なところで約定する可能性はありますが

時間優先の原則よりも優先順位が高いです。

 

 

 

遊園地のアトラクション待ちには

ファストパス券が使えるところがありますよね。

 

 

ファストパス券の

お金多く払うから優先させてください。

と似ている感じでしょうか。

 

 

 

 

つまりは

成行注文を入れると

指値注文で待っている人の前に

割り込みが出来るわけですね。

※指値注文より不利な株価での約定になりますが

 

 

 

 

今、あなたが指値200円

2,000株の売り注文を入れてたとしましょう

 

2016-02-20_153509

 

ですが

“よし!全部約定したぞ!!”とはならずに

 

 

1,000株だけ一部約定して

もう1,000株は残ったまま

冒頭のパターンになったとき

 

 

実際にどのような取引があったか

私たちが知ることは出来ませんが

 

次のようなケースが考えられます。

 

 

ケース①:1,000株だけ買い注文が入りそのまま株価が下がった

100株×10回なのか500株×2回なのか

パターンとしてはいろいろありますが

合計で1,000株の買い注文が入り

 

その後

売り注文が増えて株価が下がった場合

1,000株だけ一部約定し1,000株が残ることになります。

 

 

ケース②:買い注文と同時に成行の売り注文が入った

2,000株の買い注文が入ったけど

それと同時に1,000株の成行の売り注文が入ると

 

先ほどの

時間優先の原則と価格優先の原則から

成行注文が優先されて

 

2,000株の買い注文の内

1,000株は成行注文の売りで約定

1,000株はあなたの指値注文の売りで約定

 

1,000株は一部約定して

もう1,000株が残ることになります。

 

 

ここまでは

株の取引時間内での話で

継続した売買が続いているという前提です。

 

 

続いて

取引時間外の場合で見てみましょう。

 

 

取引時間外というのは

9時に前場が始まる前の寄り付き前

11時半に前場が引けて後場が始まる12時半までの時間を指します。

 

 

この場合は

同時注文」と見なされて

注文を入れた時間は考慮されません

 

 

例えば

前日の大引けの後

21時くらいに入れた注文と

 

当日の朝8時50分と

寄り付き直前に入れた注文でも

同一に扱われるということです。

 

 

では

どのように優先順位をつけるかというと

証券会社ごとの注文数の量で決定します。

 

 

例えば

全部で合計10,000株の注文があり

A証券会社での注文数:2,000株

B証券会社での注文数:5,000株

C証券会社での注文数:10,000株

 

という割合だったとすると

 

 

C→B→A→C→B→A→C…

というように注文数の多い証券会社から順に

1単元ごとに分配が行われていきます

※100株が1単元なら100株ずつ

 

 

この場合

6,000株の注文を配分した段階で

A証券会社の注文分は全部約定するので

残ることなく約定できます。

 

 

この時点で

B証券会社は3,000株

C証券会社は13,000株

残り注文株数は4,000株です。

 

これを今度は

C→B→C→B→C…

と交互に分配していき

全ての注文をわけ終えると

 

B証券会社には1,000株

C証券会社には11,000株

未約定の注文が残ることになります。

 

 

B・C証券会社で注文を出していて

ちょうどこの境目に自分の株の約定順があると

一部約定という形になる可能性があります。

 

 

このような仕組みで

株の注文は分配されており

中途半端に一部約定してしまう理由です。

 

 

一部約定してしまうのは

まあ仕方のないことだとしても

 

 

残った株を売ってしまいたいんだけど

そのときの手数料ってどうなるのか

気になりませんか?

 

 

2回に分かれたから

手数料も2回分かかってしまう?

だとしたら、なんか損した気分ですよね…

 

次の項目では

一部約定した残りの株の手数料について見ていきます。

 

一部約定して残った株の手数料の計算方法

手数料の形態が

定額プランであれば

気にする必要はありませんが

 

 

約定1回ごとに手数料のかかるプランだと

残った株を売ると手数料はどうなるのか

注文訂正をしたらどうなるのか

など気になるところです。

 

 

証券会社によって

扱いが変わる場合もあるかもしれませんが

一般的には次のように処理されます。

 

 

今回はライブスター証券の

一律(つどつど)プランを例にします。

2016-02-20_170030

 

1注文ごとの約定代金によって手数料がかかります

 

 

 

注文訂正はしてもOK

2,000株を持っていたとして

200円で1,000株一部約定したけど

 

 

その後株価は下がってきていたので

 

200円までは戻さないぞ

190円に指値を訂正したい

という時には訂正しても新たな手数料は発生しません

※同一注文として扱われます

 

 

190円に訂正して

残りの1,000株が約定して

合計2,000株全部が約定すると

 

200円×1,000株=200,000円

190円×1,000株=190,000円

トータルで390,000円の約定代

取引した手数料がかかります

 

 

つまり

ライブスター証券では

20万円超~50万円以下の手数料

180円(税込194円)が適用されます。

 

 

注文取消はNG

残った1,000株の注文取消をすると

その時点で1注文の約定が決定してしまい

同一注文という扱いになりません

 

 

そのまま1,000株は残すと

決めたならいいですが

 

 

一度注文を取り消した後に

やっぱり売っておこうとなると

また別注文という扱いになりますので

 

 

200円で1,000株で1注文の約定

190円で1,000株で1注文の約定

となり

 

かかる手数料は

10万円超~20万円以下の手数料2回分

97円(税込104円)×2=208円

 

 

次の日に持ち越しはNG

一部約定して残った株を

次の日まで持ち越して注文を入れておく

これも同一注文として扱われないので

 

2回分の手数料がかかります

 

 

つまり

同一注文として約定させて

手数料を増やさないためには

 

指値の訂正は問題ありませんので

注文を取り消さず、その日の内に決済する必要があります。

 

 

以上

注文してた株が一部約定となる理由と

その時の手数料の計算方法をご紹介しました。

 

 

こういう場合はどうなるの?など

不明点がございましたらコメントにてお願いします。

 

 

分かる範囲にはなりますが

極力お答えできるよう尽力いたします。

 

 

証券会社によっても

多少条件が異なることがあります

 

心配であれば

直接、証券会社に問い合わせるのが

最も確実な方法かと思います。

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