リスク回避に推奨されている株の分散投資が抱える3つの落とし穴

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株の入門本などでは

ほぼ必ずリスク回避として

推奨されている分散投資ですが

 

 

本当にリスク回避に役立つのでしょうか?

私は甚だ疑問でしかありません。

 

 

2016-03-15_162623

 

株初心者の方であれば尚のことですが

分散投資はおすすめできません

 

 

もしあなたが

リスク回避になるからと

分散投資をしようとお考えであれば

 

 

この記事を読んで

一度、再考し直してからにしてください。

安易な分散投資はリスクの拡大でしかないです。

 

 

それでは

リスク回避に推奨されている

株の分散投資が抱える3つの落とし穴

として3つ理由をご紹介いたします。

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株の分散投資が抱える3つの落とし穴

株の入門本などには

一つの銘柄にだけ投資をしていると

株価が下がった時に大きな損失が出ますが

 

いくつかの銘柄に分散して投資をしておけば

もしそのうちの一つの銘柄が下がっても

他の銘柄でその損失分をカバー出来ます。

 

 

だから

別々の業種ごとに5~10銘柄ほど

分散して投資をすることで

リスク回避になります。

 

 

こんな感じで書かれていますね。

非常にもっともらしく書かれていますが

本当に分散投資でリスクが回避できるのか?

 

 

繰り返しになりますが

私は疑問でしかありません。

 

 

 

実際は

そんなに教科書通りにはならない

というのが現実です。

 

 

 

初心者の方は特にですが

分散投資は止めておいたほうがいい

私は強く引きとめさせていただきます

 

 

そして

分散投資よりも1銘柄での分割投資を

おすすめさせていただきます。

複数の銘柄に分散投資するより1銘柄に分割投資するメリット

 

 

それでは

本には書かれていない

分散投資の落とし穴を3つご紹介します。

 

落とし穴①:5銘柄も同時に管理しきれない

本で推奨されている分散投資では

5銘柄くらいに分けて持ちましょう。

本によっては10銘柄と言ってるものもあります。

 

 

ですが

5銘柄も同時に持ってしまうと

管理が非常に難しくなります。

 

 

管理を難しくしてしまう要因

第一に資金面に問題が起こることですね。

 

 

個人投資家の方であれば

使える資金が限られていて

元手30~50万円くらいの方も多くいます。

 

 

そのような方が

5銘柄に分散投資してしまうと

最低単元で買ったとしても

すぐに資金面を圧迫してしまいます

 

 

1単元1万円くらいの株を選んで

購入していけば大丈夫かもしれませんが

その銘柄は安全と言えるものなのでしょうか?

 

 

低位株すべてが業績が悪かったり

評判の良くない会社だとは言いませんが

割安株だけで5銘柄揃えるのは

なかなか難しいでしょう。

 

 

安く抑えるためになんて

倒産寸前のボロ株に手を出したら

本末転倒なわけですね。

 

 

1単元10万円以下で抑えたとしても

5銘柄も買ってしまったら

20~30万ほどかかるので

 

それだけで資金の半分近くは

使ってしまっている可能性があります。

 

 

そうなると

追加で購入をしてしまったら

すぐに資金がなくなってしまうので

 

 

株価が下がったときに

塩漬けしてしまう可能性が高くなり

買い増しのいいタイミングを逃してしまうことも

よくあることです。

 

 

利益を出している銘柄を売って

損失を出している銘柄の補てんに充てる

なんてことはそうそう出来ることではありません。

 

 

 

明確な投資基準が出来ていない

株初心者であれば尚のことですね

迷いばかりが生じてしまう懸念もあります。

 

 

A社の損失分を埋めるまで

他の株を持っておこうなんて思っていると

利益の出ていた株まで下げてくることだって

十分にあるケースです。

 

落とし穴②:1社の損失を他でカバーしきれるか

1社の損失が出たとして

他の銘柄でそれをカバーできるから

損失は大きくならないと言いますが

 

本当に損失をカバーしきれるか

という問題が出てきます。

 

2016-03-15_162850

 

 

昨年、粉飾決算でにぎわした東芝は

それを境に下落が続いていますが

2016-03-15_191357

[出典:松井証券ネットストック・ハイスピード]

 

 

1社が大きな損失を被ったときに

他で本当にカバーしきれるのか

検証してみたいと思います。

 

 

他の業種として

自動車株の日産自動車

2016-03-15_191724

[出典:松井証券ネットストック・ハイスピード]

 

銀行株のみずほ銀行

2016-03-15_191609

[出典:松井証券ネットストック・ハイスピード]

 

 

まず

2015年5月3日東芝が

大きく下落する前の株価は475円

 

粉飾決算を受けて

ストップ安したときが405円くらいです。

 

 

1日だけで20%近い下落ですので

非常に大きな損失ですね。

 

 

そのままズルズルと下げ続け

9月29日には底値300円ほど

下落幅は約170円、35%の損失です。

 

 

そのとき

他の2社はどうなっていたかというと

 

東芝が大幅下落した5月3日の

日産自動車の株価はおよそ1,260円

みずほ銀行の株価はおよそ235円

 

 

東芝が底値をつけた9月29日の

日産自動車の株価はおよそ1,030円

みずほ銀行の株価はおよそ220円

 

 

東芝の損失をカバーするどころか

全銘柄で損失を出してしまっています

 

 

単独で見ると、みずほ銀行は

5月~6月にかけて大きく上げています。

 

みずほ銀行だけで考えれば

ここで利益を取るのも

そう難しくはないのでしょうが

 

 

東芝の損失を埋めながら

利益確定をするという判断が出来るかというと

なかなか怪しいところです。

 

 

みずほ銀行が上がってるし

東芝も上がってくるまで待とう

 

となるのが分散投資をする人

心理状況ではないでしょうか

 

 

そうこうしているうちに

利益の出ていたみずほ銀行も下がり

損失の補てんどころではなくなり

 

 

落とし穴①でも言ったように

分散投資をしてると資金にも余裕がないので

 

底をつけたように思えても

追加の買いを入れるのは容易ではないはずです。

 

 

 

分散投資をしているからといって

大きな損失を出してしまう銘柄を抱えるのは

その他の銘柄で補填出来ないこともありますので

あまり良くない状況ですね。

 

落とし穴③:○○ショック級の暴落が起こったら

ライブドアショック、リーマンショックなど

○○ショックと言われる暴落は

何年かに1度必ず起こります。

 

 

昨年も8月に中国株の下落を機に

チャイナショックが起こり

日経平均も3,000円近く下げました。

 

 

相場全体が暴落すれば

いくら分散投資をしていようとも

一定以上利益を保つなんてことは出来ません

 

 

さきほど

東芝、日産自動車、みずほ銀行のチャートを

ご紹介いたしましたが軒並み下げていますね。

 

 

このように

大規模な暴落が起これば

保有銘柄が全てが下がることもあるので

分散投資をしているほど危険です。

 

 

分散投資をしているから

1日、2日くらいでどうこうなる問題じゃないと

タカをくくっていると

 

損切りの判断が遅れて

非常に痛い目にあいますね。

 

 

暴落時

分散投資では全くもって

リスク回避にはなりません

 

 

むしろ

分散投資でリスク回避をしていると

勘違いした甘えが危険性を増やしています。

 

 

以上

リスク回避に推奨されている

株の分散投資が抱える3つの落とし穴

についてご紹介いたしました。

 

 

本などでやたら推奨されていますが

分散投資ではリスク回避に不十分であり

 

 

資金が少なく取引基準もあいまいな

個人投資家の方には逆効果にしかならない

と私は考えております。

 

 

2016-03-15_162750

 

二つに分散したからと言って

リスクが回避しやすいということはなく

 

むしろバランスを取るのが難しくなるので

利益確定、損切りの判断のブレを招きかねません。

 

 

リスク回避を考えるのであれば

  • 常に資金は余裕を持たせること
  • 買いだけでなく空売りの建玉も持つこと

 

 

この2点を守ることの方が

よほどリスクヘッジになると思います。

 

 

空売りで反対の建玉を持てば

暴落も利益に変えることが出来ますし

 

資金に余裕を持たせておけば

下げたところでナンピン買いをして

買いも有利にすることが出来ます。

 

 

投資の本に書かれているからとか

誰かがそうした方がいいって言ったからとか

ではなくて

 

 

本当に言われたとおりにやったら

うまくいくのかどうか考えることが

負け組から勝ち組投資家になる第一歩でしょう。

 

 

これを機にまずは

分散投資で本当にリスク回避になってるのか

ご自身の取引を振り返ってみてください

 

 

昨年末から

買いだけでポジションを持っているとしたら

分散投資の無意味さがわかるはずです。

いかがでしょうか?

 

 

分散投資がリスク回避の効果を

発揮するとしたら

 

数百から数千万単位で資金が多く

長期投資でインカムゲイン狙い

といった場合でしょう。

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